オリンピックは意味あるのか?

こんにちは!よんじゅんです。😄

連日の投稿ですが、皆さん元気でしょうか。

昨夜、自分は東京オリンピック、パラリンピックに関するオンラインイベントに参加してきました!

感染症に歯止めがきかない情勢の中、自分と同じ一般市民の方がどういった思いを抱いていて、なにを目指しているのか聞かせていただく貴重な機会になりました。

今回はイベントの内容をかいつまんで、簡単に感想を述べていこうと思います。


・日本は海外と比べてもスポーツにおける感染症対策が遅れている?

サッカーやラグビーそれ以外にもメジャースポーツの多くは延期を繰り返したり、中止になっていることを資料を通して聞くことができました。極端なものだと、海外で開催する予定だったサッカーのアジア予選試合は4回延期したのちそれもかなわず、結局中止になったそうです。😫

そのような状況の中、アメリカなどの各国はせまる大会に向けて具体的な対策を講じ、その観客や形式をどのようにするのか資料を公表しています。一方、日本はいまだにどのように開催するのか、考えられてはいるものの資料の公開などはなされていないという点、ワクチン接種の遅さという意味で遅れていると客観的に伝えてくださいました。

驚いたのはニュージーランドがコロナ前とほとんど変わらない大規模な試合やライブを開催していることを知ったことです。いまでも国境封鎖は続けていますが、昨年のロックダウンに国一丸となって取り組んだことがその要因として考えられそうです。


・開催すべきでない?

アスリートの目線だけで考えると、開催したほうがいいと思います。しかし、現実に死者を出してまでオリンピックを開催すべきでないことに皆さんは同意していました。アスリート自身のSNSからもその複雑な思いは感じることができます。

最近になってそのような開催すべきでないという声がデモや中止と書かれた服などがニュースを通しても目立ってきたと話してくださいました。ある新聞会社によるインターネットのアンケート調査では約4.5万の投票の中、ほぼ4万が中止に投票していたことは信頼性が低いとはいえ、その投票の先に自分は人々の抱くこの状況への怒りや悲しみを感じた気がして、印象に残りました。😅

また、批判の的としてあげられるIOCですが、IOCの知り合いがいる運営の方は彼らも同じように開催していいのか悩みも抱えているがそれでもオリンピックを開催するために作られた組織として開催する方法を模索する責任も同時にあると話してくださり、自分の中のイメージがニュースだけで作られた一面であったことに気づきました。

医療従事者の方もイベントに2人いらっしゃいました。現在の予定中の大会時に看護師を1万人募集して対処する政策に、意見を述べてくださいました。当たり前ですが、医療人材の不足など感染の影響を懸念していました。また自身も市民への予防接種の時期と被るため、忙しくておそらく大会に関心を払う余裕はないだろうと笑いながら話されていました。


オリンピック、パラリンピックの意味とは?

正直スポーツをただやること自体にそこまでの意味はないと思っています。

私たちが何のためにオリンピックをやるのかをわかって、そこにむかって一丸となって目指したときに大きな変化が起きるのではないでしょうか?

ゲストの中京大学の教授が

  • 大会はオリンピックムーブメントの中の一部分であって、社会を変えるためにもっと動くべきじゃないか

と資料とともに詳しく話してくださいました。

最終的には質疑応答が意見表明になり、とても盛り上がりました笑

「オリンピズム」も話に上がり、改めてその意義について、冷静に話される方や終了時間が過ぎてもその熱い思いから話される人がいて、その言葉を発する真剣な思いに引き付けられました。

今回のイベントを通して、オリンピック、パラリンピックをただの大会としてではなく、コロナだからこそ、改めてみんなが真剣になって、オリンピックに対する接し方も、意義も考える機会が与えられたと私は思いました。

たとえ開催できないとしてもオリンピックムーブメントとして実は「やるべきこともできることもたくさんある」というのは希望的だと感じます。

ツナグとしても自分たちが目指す先に何があるのか、オリンピックムーブメントのなかで自分たちがどう社会に貢献し、変化を起こしていくのか今一度真剣に考えて、運営していく必要があると思いました😄


最後までお読みいただきありがとうございます😊


おまけ

今回のイベントで実は中止ではなくて、開催国権限の返上という形になると初めて知りました。戦争中、日本は過去に返上したことがあるそうです。


ツナグ~across2020~

世界最大の祭典、2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、アスリートを輝かすだけでなく、あらゆる人々をつなぎ、 大会に参加したすべての人を輝かせ、 かけがえのない経験となり、 未来につながっていきます。 『ツナグ~across2020~』は 2020東京大会を皮切りに、 人と人、現在と未来、 国と国とを繋げることを目指します。

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