日台の絆 今私たちがすべきこと

こんにちは😄
12/5土曜日に日台交流イベントの一環として、八田修一さんをお招きし、講演会、交流会を開きました!

30名近くの方が参加していただきました!ありがとうございます!
私個人としても、とても有意義な時間が過ごせました!

今日は

1.台湾の歴史(本題に深く関わらないので飛ばしても大丈夫です。)

2.現在の日台関係
3.八田與一さん
4.私たちがすべきこと

に関して書きます!😄😄😄😄😄

1.台湾の歴史

台湾はもともと原住民の方が住んでいて、
国として統治されたのは1600年ごろにオランダの東インド会社貿易拠点として植民地にされたのが始まりです。台湾という名前はこの頃に原住民の言葉で外国人を揶揄するものが由来とも言われています。

次に鄭成功という漢人に1600半ばから統治され、主権を獲得し、「台湾」として認識され始めたと言われています。

その後すぐ清に統治されるのですが、「化外の地」といわれ、200年近くほとんど統治されませんでした。この頃に漢人との混血が進み、現在の台湾人につながっていると言われています。

日清戦争が終わり、日本によって1895年ごろから50年近く統治されます。
この頃に同化政策による文化の取り替え、武力鎮圧により住民の方が亡くなっています。
一方でこの頃に台湾の経済や産業、教育、医療などが多く発展したとも言われています。

今回講演して下さった八田修一さんの祖父八田與一さんもこの頃に台湾の巨大ダムを作っています。


終戦後、中国では内戦があり逃れてきた蒋介石によって台湾は統治されます。
この頃は戒厳令が発令されたり、台湾はかなり苦しい情勢でした。

その後1990年代に李登輝さんが総統に選ばれると、台湾の自由化、民主化が進められ、現在では大きく経済発展を遂げ、世界的に注目されています。

2.現在の日台関係


両国ともに地震が多く、
台湾大地震の際の救護活動、東日本大震災の際の200億円以上の国民の義援金など
相互に、助け合う関係です。

東京オリンピックを目標に海外交流を活発化するためのホストタウン制度では、八王子含め最多の25の自治体が台湾ホストタウンに選ばれています。

3.八田與一さん


今回の講演の中心となる八田與一さんとは、実は台湾ではものすごい有名人です。教科書にものっていて、慰霊会が毎年開かれています。

youtubeで探せば、わかりやすい動画があります。
是非見てみてください。

彼はダムをはじめ台湾の農民のために命を尽くしました。
そのために、予算を日本政府に交渉したり、労働環境の整備に努めました。
台湾では日本精神という言葉があります。
それは思いやりであったり、信頼することなどです。

4.私たちがすべきこと

私たちはつい、感謝を忘れてしまったり、考えが止まってしまいます。
台湾は親日と一概には言ってはいけませんが、それでも信頼して下さっている方は多いです。

その築かれた信頼は過去の方が作ったものです。

私たちが、何もしなければ、すぐに崩れてしまうでしょう。
講演の後の交流会で台湾に取材経験がある方は

「台湾は日本のいいとこ取りをしている」

と言っていました。
台湾は今の私たちが見るべき姿であり、学ばなければいけない国です。
日本人精神と聞いても荷が重く感じたり、どうすればいいのかわからないという意見もありました。

八田さんはそれに関して、自分の範囲でやりなさいとおっしゃいました。

私たちにはそれぞれの位置があります。そこで思いやりの精神を持って過ごすことが、大事であり、それ抜きに正しく発展することはできません。


まとめ


台湾の方は蒋介石政権の際にアイデンティティの面でかなり苦しんだ方が多かったそうです。
その分今の台湾には主張する力があります。
そうやって苦しんだ分だけ、もがいた分だけ強くなれることを表してくれました。

八田さんは仏教の

ご縁があればまわりまわってくる

という言葉を紹介してくれました。
私たちが目先の欲に囚われず、心から行った時にそれは帰ってくると改めて感じました。😆


ツナグ~across2020~

世界最大の祭典、2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、アスリートを輝かすだけでなく、あらゆる人々をつなぎ、 大会に参加したすべての人を輝かせ、 かけがえのない経験となり、 未来につながっていきます。 『ツナグ~across2020~』は 2020東京大会を皮切りに、 人と人、現在と未来、 国と国とを繋げることを目指します。

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